アルテミスの翼が11月6日に東京・TSUTAYA O-WESTでデビューライブ「ともだちいっぱい」を開催した。
アルテミスの翼はレコード会社・rock fieldがプロデュースする7人組グループ。「100年に一度の混沌とした世界に、“愛と勇気と友達”を与えるためにギリシャ神話の世界から人間界に降り立った7柱」というコンセプトのもと結成された。TSUTAYA O-WEST公演ではアテナ・シオリの兄である一ノ瀬瑞希(AXXX1S)とセイレーン・コトリの妹である橋本美桜(真っ白なキャンバス)からの応援メッセージが上映されたのち、SEに合わせて7人がステージに登場。2021年1月5日にリリースする1stシングル「最終ゼンヤ / MONSTERビーツ」より、表題曲の1つ「最終ゼンヤ」でライブをスタートさせた。
2曲目に「ジャンヌ・ダルク」をクールかつパワフルに歌唱したのち、アルテミスの翼は1列に並んで観客に向かって挨拶。アテナ(女神)、ヘルメス(商売神)、キューピッド(天使)、メドゥーサ(蛇女)、セイレーン(鳥女)、ケンタウロス(人馬)、ケルベロス(犬)といったそれぞれのコンセプトにちなんだ自己紹介を披露した。にぎやかなMCが終わると、7人は再び真剣な眼差しに戻り、「MONSTERビーツ」でライブを再開。シオリと一ノ瀬の兄妹が自宅でダンスレッスンする映像が流れたあとには、AXXX1S「ナガレボシ」をカバーしてフロアを盛り上げた。
ライブ中盤には「最終ゼンヤ」のミュージックビデオが初公開され、その間メンバーはデザイナーの毒kinokopinkが手がけた黒を基調とした衣装にチェンジする。再び観客の前に姿を現した7人はこの日2回目となる「最終ゼンヤ」を披露したほか、橋本の指導を受けながらダンスレッスンする映像の上映を挟み、真っ白なキャンバス「全身全霊」をカバー。エモーショナルなステージングを繰り広げていくうちに思わず感極まり、目から涙を流すメンバーもいた。その後、彼女たちは明るく華やかなサウンドの「7天使」、アッパーチューン「Lock on!!!」を連続でパフォーマンス。オーディエンスに手を振りながらステージをあとにした。
アンコールでは2021年1月4日に東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEで単独ライブ「最終ゼンヤCD発売最終前夜」が行われることが発表されたのち、白のTシャツ姿の7人がステージへ。ライブが再び始まるかと思いきや、11月5日に誕生日を迎えたキャプテンのヘルメス・ミズキをほかのメンバーがサプライズでお祝いした。ステージ上に運び込まれたバースデーケーキを目にしたミズキは大粒の涙を流し、「うれしすぎて涙が止まらないんだけど……!」と歓喜。そして場内が祝福ムードに包まれる中、アルテミスの翼は「7天使」「Lock on!!!」の2曲を再度パフォーマンスし、デビューライブの幕を閉じた。
■アルテミスの翼「ともだちいっぱい」2020年11月6日 TSUTAYA O-WEST セットリスト
01. 最終ゼンヤ
02. ジャンヌ・ダルク
03. MONSTERビーツ
04. ナガレボシ
05. 最終ゼンヤ
06. 全身全霊
07. 7天使
08. Lock on!!!
<アンコール>
09. 7天使
10. Lock on!!!
■イベント情報
アルテミスの翼「最終ゼンヤCD発売最終前夜」
2021年1月4日(月)東京都 渋谷duo MUSIC EXCHANGE